こんにちは!
今日はまたまた寒い1日でしたね。
日によって気温が全然違うので服装選びが本当に難しいです。
妊娠で骨盤底筋は弱る
私も経験したことがある尿もれ。
思い返せば、妊娠後期に入浴後にショーツを履いた時に腟からお湯が出たことがありました。
私の中では腟にお風呂のお湯が入り、そのお湯が出てきた、という認識だったのでそのまま気にせず後日妊婦検診の時にこのことを言ったら先生に怒られました。
「破水かもしれないのに勝手に判断してはだめ!そういう時は病院に電話するなりしないと!」と言われました。
あ、なるほど、そういう可能性もあったなと思った記憶があります。
この時に既に骨盤底筋がおなかの赤ちゃんに押されて緩んでいたんです。
まぁそんなもんなのかな、くらいにしか思っていませんでした。
出産でも弱る
「出産」と言っても普通分娩もあれば帝王切開もあります。
帝王切開は普通分娩に比べると骨盤底筋へのダメージは少ないです。
普通分娩の予定で陣痛はきたものの、緊急で帝王切開に切り替わった場合は普通分娩と同じだけ骨盤底筋はダメージを受けています。
赤ちゃんの大きさや何人出産したかによっても、骨盤底筋のダメージの度合いが違い一般的に
・出産回数が多い方
・赤ちゃんが3,500g以上だった方
はダメージが大きいので骨盤底筋は緩んでいることが多いです。
出産しなくても弱る
出産経験のない方はほっとしているかもしれませんが、出産経験がなくても骨盤底筋は弱ってきます。
・痩せている方→BMI18以下の方
痩せているということは、一般的に筋肉量が少ないので、太ももの筋肉や腹筋・腕の筋肉など見てわかる部分の筋肉が少ない方は骨盤底筋の筋肉も少ないと判断します。
・更年期以降の方
40歳を過ぎると、1年で1%ずつ筋肉が減少すると言われているので、50歳になると40歳の時に比べると10%も筋肉が減ってしますのです。
筋トレなど何もしなければどんどん衰えてしまいます。
尿もれは骨盤底筋が弱っている証拠
4人に1人は尿もれを経験しているというデータがあるように、珍しいことではなくてよくあることなのですが、私自身もそうでしたが尿もれをするからと言ってそこまで苦労はしないんですよね。
トイレに行っておけばなんとかなる。
漏れそうなことは出来るだけ避ける。
尿もれシートを敷けばなんとかなる。
そんな感じかと思います。
ですが、上半身の一番底で支えている筋肉である「骨盤底筋」が弱ると、上半身にある内臓を支えられなくなってしまいます。
中でも、上半身の一番下にある膀胱や腟・子宮、肛門・直腸がもろに影響を受け、身体の中に納まっているべき内臓が出てきてしまうということなんです。
ひどくなれば、こぶし大くらいの子宮が身体の外に出てきてしまい、ショーツを履いていると擦れて痛くて生活できなくなり、手術で子宮を摘出せざるを得なくなるようです。
たかが尿もれ、されど尿もれ
止められていたものが止められなくなる、それだけ筋肉が弱くなってしまっている。
だから漏れる。
さほど困らない尿もれですが、何もしなければどんどん弱くなっていく骨盤底筋。
身体の筋肉とともに骨盤底筋も鍛えなければ、デリケートゾーンのお悩みはもっと増えていくと思います。
日常のちょっとした動きがすでにしんどくなっている方は、きっと筋肉が衰えています。
骨盤底筋も衰えている可能性が高いので、たかが尿もれと思わず自力で治す努力をしてみませんか!
老後の不安が一つ減りますよ!
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