こんにちは!
先日抱き枕とやらを購入しました。
横向きで寝るのですが、股の間に抱き枕などを挟んで寝たほうが骨盤に良いと聞いたので早速ニトリで購入しました。
なかなかいい感じで、抱き枕を足で挟んで上になる足が敷布団に落ちないので身体が安定してる感じがします。
が、そこそこの長さがあるので、寝返りを打ったら反対側へ連れていかなければならないので布団の中で、ちょっとややこしいことになってます(^^;)
腟の乾燥をケアしないと起こること
女性って「女性ホルモンに振り回される一生」と言われています。
生理が始まってからは、生理周期に合わせて元気になったりイライラしたり気持ちが不安定になったり。
人によっては生理痛がひどくてまともに動くことが出来なくなる人もいます。
出産してからは、月経の量がある程度落ち着くという人も結構いて、私もその一人なのですが若い頃に比べると生理のしんどさがかなりマシになり(私は元々あまりなかった)、年齢と共に楽になってくるようです。
と思ったら40歳以降になると、女性ホルモンの分泌量が減少するため、自律神経のバランスが乱れたりしてこれまでとは違うしんどさが出てきます。
眠れない、トイレが近い、イライラする、動悸がする、ホットフラッシュ、など様々な不調が出てきます。
そして肌や粘膜の潤いも減少していきます。
女性ホルモンは潤いにも関係しているんです。
閉経後は特に腟の潤いがなくなり乾燥し、乾燥することで様々なトラブルが出てきます。
・細菌に感染しやすくなる
・腟が委縮する
・腟の痛みやヒリヒリ感がある
・性交渉で痛みを感じる
・腟の感度の低下
腟が乾燥することで
細菌に感染しやすくなる
目や鼻だとわかりやすいと思いますが、冬は空気が乾燥していて目や鼻・喉が乾きますよね。
空気が乾燥していると、身体の粘膜も乾燥するため風邪やインフルエンザなどあらゆるウイルスに感染しやすくなります。
それと同じで、腟も乾燥すると細菌に感染しやすくなります。
ましてや腟は、尿道と肛門に挟まれている上、股の間で蒸れやすく環境としては最悪なわけです。
ただでさえ敏感な場所なのに、女性ホルモンの減少で潤いがなくなりこれまであった腟の自浄作用が衰えるため細菌に感染しやすくなります。
腟が委縮する
腟が乾燥することでだんだんと腟が委縮してきます。
委縮すると、腟周りの抜けた毛が腟内に入り、本来であれば腟の自浄作用で排出されるのですが、排出されず腟の中に入った毛がチクチクと刺激し不快感を感じます。
さらに、委縮が進むと婦人科検診で内診が出来なくなるほど狭くなることがあるようです。
腟の痛みやヒリヒリ感がある
腟が乾燥すると、痛みを感じたりヒリヒリしたりします。
目で言うと、涙が出なくてドライアイになると目を開けていると目がショボショボしてきて目を開けていることが出来なくなりますよね。
口も乾くと、喉が痛くなってきます。
同じように腟も潤いがなくなってくると、腟内の壁がだんだん薄くなってきて刺激をもろに受けるようになり痛みやヒリヒリ感を感じるようになります。
性交渉で痛みを感じる
女性ホルモンの分泌量の低下で、腟の分泌液も減少し潤わなくなってきます。
潤いがなくなり弾力が低下すると痛みを感じるので、ますます気分が下がります。
環境づくりを大切にしたり時間をかけるなどして工夫をすることが必要です。
腟の感度の低下
閉経前後や更年期になると特に、粘膜の潤いがなくなり腟内の弾力が低下します。
また骨盤底筋が弱くなるため締まりが悪くなり感度が下がります。
年齢と共に腟に潤いがなくなってくるのは、女性ホルモンの減少によるものなので仕方がないことですが、不快感を少しでも緩和するために出来ることをやっていきましょう!
☆お風呂での洗い方に気を付けること
ゴシゴシ力づくでこすったりしないこと。
優しく洗うようにします。
デリケートゾーン専用のソープを使うなどして必要以上に刺激しないようにすることも大切です。
参考までに、こんなのを使っています。
☆保湿をする
デリケートゾーン専用の保湿ジェルやオイルなど肌に合うものをお風呂上りなどに使うようにしてみてください。
腟周辺はもちろん、腟の中まで保湿出来るのものが望ましいです。
参考までに、こんなものを使っています。
☆骨盤底筋を鍛える
骨盤底筋を鍛えるメリットは尿もれ改善だけではないんです。
骨盤底筋を鍛えることによって、腟周辺の血流が促され細胞が活性化します。
さらに骨盤底筋は、表面だけでなく子宮の入り口辺りまで筋肉が走っており、骨盤底筋を鍛えることで身体の内部にまで血流を促すことが出来るため、子宮や膀胱・直腸といった臓器を良い状態に保つことが出来るため、更年期女性だけでなく妊活中の方にも骨盤底筋トレーニングはおすすめです。
腟のケアはとても大事です。
今はまだ大丈夫かもしれませんが、5年後10年後20年後のことを考えて、今から腟ケアを始めると不快な思いをしなくて済むかもしれませんので、ぜひ今からケア始めてみてくださいね!